【新人向け】店舗運営に関わる人がまず身に付けたい「癖」3つ

新人向け 店舗運営に関わる人がまず身に付けたい癖

 

こんにちは。

年度初めの4月は就職や転職で新しい職場に配属になったり、勤務先の部署異動や転勤などで新しい業務に挑戦する人が多い季節。
チェーン企業でも、店舗スタッフとして働いていたが正社員スタッフへの登用が認められ管理していく立場になった方や、異動によって店舗運営に携わる部署に異動になる方も多いのではないでしょうか。

新しい環境、新しい業務で慣れないことも覚えることも多く、店舗運営に必要なスキルを勉強する余裕もないかもしれません。
そんな方へまず身に付けてほしい3つの癖をご紹介します。スキルとは言えないレベルのものですが、癖にすることによって後々スキルとなるものばかりです。是非、参考にしてみてください。

 

知らない商品知識・業務知識を調べる癖

新しい業界や新しい職場では真っ先に身に付けたい癖です。
なぜなら店舗運営の業務のほぼ全てが、商品知識や業務知識を知っている前提で構成され運用されているからです。

「在庫管理」に関して例をあげるとすると、「在庫回転率」や「商品回転率」など。文字を見れば大体こんな感じの意味なのかな?というのは分かりますが、社内で使用されるドキュメントや目標数値は、自社のどの数値をどのような計算で算出しているのかまで知っている前提で記載されています
また、飲食業界の一部では先に仕込みした食材や食材の古い方を「兄貴」と呼ぶなど、業界の一部だけで利用されている通称なども多いものです。

新人のうちは、会話の中で聞いたことのない単語が出てきたり、「この先輩何の事言ってるんだろう?」と思う事も多々あるかと思います。
その場で相手に「それって何ですか?」と聞くことが出来れば良いのですが、相手が取引先の人だったり、先輩がちょっと忙しそうだったりと聞けない場面も多いのではないでしょうか。

このような時は必ず内容をメモしておき、空き時間や帰宅後に調べるという癖をつけましょう。
カタカナの横文字やアルファベット3~4文字のもの、会計用語っぽく聞こえるものは、一般的な業界用語やビジネス用語である可能性が高いため、インターネットで調べればすぐに出てくると思います。
先述した「兄貴」のような例については、業界名をつけて検索するか素直に先輩に聞いてみましょう。

分からないままに放置しておくのが一番よくありませんが、先輩に聞いたり内容を色々調べてみた結果、やっぱりよく分からなかったというケースもあります。
この場合は、理解するには自分に経験値がまだ足りないと割り切ってしまうのも手です。業務を続けていく中で、半年後・1年後に「そういえば以前は分からなかったな」と思いながら理解できているものも沢山あります。

 

常に「このあとどうなるんだろう?」と予測する癖

店舗運営する業界は一般消費者との距離や頻度が近いため、SNSでの発信やメディアで紹介されたなどの世の中の流行や、物価や為替の変動などの経済の影響をすぐに受けやすいという特徴があります。
POSシステムなどでカウントした購入人数や品目毎の購入数の数値の流れを意識してみると、時間帯による年代の客層の違いや、どのようなニーズを持っている人が多いのかがわかると思います。

こういった情報の分析を自分の中でしておくのを習慣化すると、「日曜は客が引けるのが早いから、過剰に在庫を作らないようにしよう」とか「ガソリン代が上がったから、週末は客数が減るが買いだめする人が増えるかもしれない」と予測を立てて先回りして業務することが出来るようになります。

もちろん社内にこういった動向の分析を専門に行っている部署がある企業もあります。ただ、実際の現場の空気感を読み取る力を身に付けることは、今後業務を進める上でもとても大きな武器となりますので、是非やってみてください。

 

売上と費用の動きを意識する癖

店舗を運営する上で欠かせない視点が「利益を上げているかどうか」となります。運営会議や店舗を評価する上で必ず損益計算書などを用いて売上と費用の内訳について精査することになります。

アルバイト時代は何気なく言われるままに廃棄していた古い食材や段ボールも、費用として計上され、利益を減らす存在であることに気づくでしょう。
店舗で働くスタッフのシフトの組み方や、開店作業・閉店作業の作業量がどのくらいあるのかなども費用として直結してきます。

いきなり働くスタッフの人数を減らして費用削減するという話ではなく、沢山ある店舗業務の中で「この作業・このタスクにはこのくらい費用がかかっている」というのを常に意識するということです。
費用を意識できれば、この作業に無駄はないのか、違うやり方でもっと簡単にできるのではないかと無意識に考えられるようになります。

「どうやったら売上を上げられるのか」というのも大切な視点なのですが、売上はお客様の購買行動があってこそであることと、企業内で指標や活動方針、するべき施策などが既に議論され決められていると思いますので、売上についてはまずそちらを優先して考えながら、自分の身の回りの「費用」について意識することをおすすめします

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は新しく店舗運営に係るようになった方へ身に付けると良い3つの癖をご紹介しました。
業務を始めたばかりの頃は周りに遠慮して、思いついた案や意見を言い出しにくい場面もあるかと思いますが、是非参考にしていただき、慣れない業務の一助となれば幸いです。

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