脱FAXとDX化を目指して
- 効率化
- クリーニング
東京・埼玉に店舗を構え、クリーニング業を展開する武蔵野クリーニング商会様。
この度、70店舗に店舗Linkleを導入し、2023年4月より運用をスタートしていただきました。
それまでのFAX運用をやめるため、システム導入の指揮を取った大槻様と発注業務をメインで担当されている森田様に、導入についてインタビューさせて頂きました。
FAXでの運用をやめるため、システム導入に着手
備品発注のFAX運用を無くすために、システムのリプレイスを検討していると当初お話されていましたよね。
具体的にどのような部分に不便を感じていたのでしょうか?
森田様
FAXが「届く」「届かない」のやりとりがあったことと、運用に時間のロスがあったことですね。FAXの調子が悪くて、送ったけど送れてない、届いてないという問題があって。お店の方はすぐに備品が欲しいから急いでいますし。
今までは1週間ごとに区切って日曜日をFAXの受け付けの〆切にして運用していたんです。
店舗Linkleになってからは、備品発注機能で毎日好きな時やお店の手が空いた時に送れるようになったので、すぐに本社の備品室で確認できるようになりました。
その日に準備が出来るものはその日に対応できるようになって、業務にスピード感が出ましたね。
大槻様
たぶん一番店舗側で不満があったのは、その週1回っていうのでしたね。決まった日にしかFAXを送れなかった。そこで管理する人に合わせた仕組みだったから。
もうひとつは、店舗のパートナーさんが思いついたときにすぐ送れるってことですね。店舗のパートナーさんのストレスは無くせたのかなって思いました。
森田様
こちら側(本社側)も良くなりました。
大槻様
ね。お互いがね。
本社側も店舗側も自分の都合のいい時間に対応できるようになったということですね。
店舗だけではなく、本社の方も楽になったっていうお話をお伺いできてよかったです。
一番最初は同じクリーニング業のエースランドリー様の事例紹介を見て、お問い合わせいただきましたよね。
具体的にはどのような部分が特に気になったのでしょうか?
大槻様
規模的にはうちより大きい会社なんだけれども、やっぱりクリーニング業界ってアナログな部分がすごくあるんですね。
うちと同じような問題をちゃんと解決したっていう事例だったので。同じ業界で同じ問題を解決に取り組んだ業者さんがいるというところに興味をそそられました。
※ エースランドリー様の導入事例はこちら
ありがとうございます。
店舗Linlkeに決めていただいた要因としても同業社の事例というのは大きかったと思いますが、最終的に社内で店舗Linkleに決定した要因を教えていただけますか?
大槻様
「クリーニングが残る」というのは、基本的に人だと思うんですよ。人そのものが持っている思いやりだとか、そういった部分が伝わって「対人」という形態が残ると思うんだけれども、やっぱりDX化出来る部分は全部していきたい。
元々、業務指示はシステムでやっていて浸透していましたし、備品発注もそうだけど、そういったDX化していきたい部分に対しての機能を店舗Linkleは備えているので、いずれそれら全部を使えるようになりたいという希望を込めて選びました。
運用開始1ヶ月で、システムへの全店移行に成功!
実際に店舗Linkleを使ってみていかがでしたか?
大槻様
業務指示に関しては最初、宛先のグループの設定が上手くできていなくて、店舗だけに送りたいのに本部社員にも送ってしまって。全店舗っていうグループを1つ選べばいいんですよね。
あと、デザインが評判いい。かわいいって。アイコンとか。
森田さんはなにかある?
森田様
備品発注は、全員が好きな時間に発注業務が出来るようになったので、やっぱりそこですね。
今までのFAXの発注業務とは発注の仕方が大きく変わることになりましたが、店舗の方に抵抗感はありませんでしたか?
森田様
ほぼ無かったです。
大槻様
まだ紙のところもあるの?
森田様
無いです。
やっぱり、皆さん困ってましたからね。しっかり覚えようって思ってくれたみたいです。
1ヵ月位でほぼ全部切り替えましたね。
大槻様
じゃぁもう全部FAXから移行したんだ。すごいね。
当初のお話だと、システムの浸透までに時間かかるかもっておっしゃってましたけど、短期間での切り替えはすごいですね!
今は業務連絡と備品発注をメインでご利用されていますが、次はこういうことに使いたいなど予定していることはありますでしょうか?
森田様
ファイルボックス機能を使いたいですね。
店舗によって、すぐ見えるところに置いておきたいファイルって個別にあると思うんですよ。
店舗Linkleなら各々の店舗で自由に管理できるじゃないですか。それはすごくいいなぁと思っていて。
大槻様
あとは、動画はどうやったらいいかな?動画はやりたいんですよ。教育動画とか。
そうですね。以前大槻様が業務連絡機能で、Youtubeを記事に入れて配信されてましたよね。
店舗Linkleにも動画配信機能はありまして、これは端末でストリーミング再生で動画が見れる機能となっています。
端末に動画ファイルが残らないのですが、再生ごとに通信料がかかってしまうんですね。
ファイルボックス機能でも動画は投稿できます。こちらは端末に動画がダウンロードされるので、再生に通信料はかからないで運用できますよ。
森田様
端末にダウンロードすればいつでも見れるのはいいですね。
教育動画は何回も繰り返して見る人が多いので。
今後の可能性に期待
今後の店舗Linkleに要望や期待することはありますか?
大槻様
今までのシステムだと、指示に回答するときに回答例があったんですよね。「対応済み」とか「実行したら返事」とか。
そういう回答の仕方のパターンが何個かあるといいなと思いました。
例えば、業務だとポスター貼って貼り終えたら対応済みにしてくださいっていうのは結構ありますから。
森田様
コメントなしで完了してくる人もいますよね。
大槻様
コメント入れるのはやっぱりね。打てない人はいるんですよね。
基本的には回答コメント無しで、「完了」=「対応済み」という運用をしていただく感じなんですけど、それがわかりずらいという事ですね。
大槻様
完了のボタンを押すときの責任がもうちょっと強くなるといいのかな?と思いました。
今は、ただ単に指示を見た=完了で運用してしまっている部分があって、ぼやっとしちゃっているところもある。
では、完了ボタンが「対応済み」ボタンと表記が変わっていたら、だいぶ印象は変わるでしょうか?
大槻様
なるほど。それならわかりやすいですね。
ボタンの表記と回答パターンを管理画面で登録できると良いというのは、社内の開発メンバーに伝えておきます!
大槻様、森田様、ありがとうございました。
有限会社 武蔵野クリーニング商会
業種 ファッション衣料、和服、毛皮、じゅうたん、靴、バック等衣料全般のホームクリーニング加工サービス